みなさん、こんにちは!
脂質ばかりの食事が良くない理由はたくさんありますが、特に「胃もたれ」との関係を含めて、わかりやすく説明します!
脂質ばかりの食事が良くない理由
① 消化に時間がかる
脂質は、たんぱく質や炭水化物に比べて消化・吸収に時間がかかる栄養素です。
→ そのため、脂っこい物を多く食べると胃に長くとどまりやすく、胃もたれの原因になります。
② 胃液の分泌を抑えることがある
脂質肺の働きを緩やかにする作用があるため、消化がさらに遅くなってしまいます。
→ 食後に「なんか重い」「苦しい」と感じるのはこの影響です。
③ エネルギー過多になりやすい
脂質は1がたり9kcalと、他の栄養素(たんぱく質・炭水化物は4kcal)に比べて高カロリーです。
→ 摂りすぎると体脂肪として蓄積されやすいです。
④ 栄養バランスが崩れる
脂質が多いと、相対的にたんぱく質やビタミン・ミネラルが不足しがちです。
→ 筋肉の修復や代謝、免疫機能に悪影響が出ます。
✅ 脂質を摂るなら「質」と「量」が大事
● 良質な脂(適量)を摂るのはOK!
- オリーブオイル、魚の脂(DHA・EPA)、ナッツ類などは体に良い脂
- 逆に、揚げ物や加工食品の脂(トランス脂肪酸)は控えめに
● 目安の摂取量(成人男性の場合)
- 総エネルギーの20~30%が脂質の理想バランス
- 例えば、1日2500kcalなら、脂質は約55~83gが目安です!
✅ 良質な脂が含まれる食品(おすすめ)
これらの脂は、血液をさらさらにしたり、炎症を抑えたり、脳や筋肉の働きにもプラスです!
食品 | 含まれる脂の種類 | ポイント |
🐟青魚(サバ、サンマ、イワシ、アジ) | DHA・EPA(オメガ3脂肪酸) | 中性脂肪を減らす、脳に良い |
🥑アボカド | オレイン酸(オメガ9脂肪酸) | 血中の悪玉コレステロールを減らす |
🥜ナッツ類(アーモンド、くるみなど) | 不飽和脂肪酸 | 腹持ちよく栄養価も高い |
🌰チアシード・フラックスシード | α-リノレン酸(オメガ3脂肪酸) | 食物繊維も豊富 |
🫒オリーブオイル | オレイン酸 | 地中海式食事でも有名な健康オイル |
🐓鶏むね肉・ささみ | 脂質少なめだが、含まれる脂は比較的良質 | 高たんぱく低脂質で◎ |
❌ 悪質な脂が含まれる食品(控えめ推奨)
こういう脂は、動脈硬化・肥満・糖尿病・心疾患のリスクを上げるため注意です⚠
食品 | 含まれる脂の種類 | ポイント |
🍟ポテトフライ、揚げ物全般 | トランス脂肪酸・飽和脂肪酸 | 酸化した脂が多く、消化に悪い |
🍰ケーキ・ドーナツ・パイなど洋菓子 | トランス脂肪酸・マーガリン由来脂質 | 動脈硬化のリスクUP |
🍔ファストフード(バーガー、フライドチキンなど) | トランス脂肪酸・飽和脂肪酸 | 脂質・塩分ともに多い |
🧈バター、ラード、マーガリン | 飽和脂肪酸・トランス脂肪酸 | 少量ならOKだが取りすぎ注意 |
🍖脂身の多い肉(ベーコン、ソーセージなど) | 飽和脂肪酸 | 動物性脂肪は量をコントロール |
まとめ
脂質の摂りすぎが胃もたれに繋がる理由:
原因 | 結果 |
消化に時間がかかる | 胃に食べ物が残って重くなる |
胃の働きを抑える | 胃の動きが鈍くなり不快感 |
脂質中心で栄養が偏る | 体調を崩しやすくなる |
- 良質な脂 → 青魚・ナッツ・アボカド・オリーブオイルなど「自然な食品」
- 悪質な脂 → 加工食品・揚げ物・洋菓子など「加工、加熱された脂」
脂質の摂りすぎも、摂らなすぎるのも良くないのでバランス良く摂りましょう。また、悪質な脂といっても少し(限度あり)食べただけでは問題ないので楽しく食べれるとベストですね!
それではまた、次回のブログで会いましょう!
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