みなさん、こんにちは!
今回は、インコースを長打にするにはどのようなことをすれば良いのか紹介します。これを読むことで、「インコースを打つのが苦手」、「インコースは打てるが長打にならない」、「インコースを強く打ちたい」と悩んでいることを解決できるかもしれません!
目次
インコースを長打にするには…
結論から言います。
インコースを長打にする、強く打つには、体の使い方が非常に重要です。外角と違い、体の近くに来るボールをさばくためには、スイングの最短距離・体の開きのコントロール・下半身の使い方を意識する必要があります。
これらを可能にするには、体の使い方・練習方法・注意点を知ることが不可欠です。それぞれ、順番に解説していきます!
インコースを長打にするための体の使い方
インコースを長打にするには、体の開きをコントロールする、インサイドアウトのスイングを作る、下半身の使い方(回転+押し込み)の3点が重要です。それぞれのポイントと意識することを説明します。
① 体の開きをコントロールする
ポイント
- 体を開きすぎず、最後までボールを見る
- 体の開きが早いと「詰まる」「引っ張りゴロ」になりやすい
- 「インコースは体を開いて打つ」と思われがちだが、実際は骨盤の押し込みを意識して打つことが大事
意識すること
- 前肩(左打者なら右肩、右打者なら左肩)を我慢する
- インパクト時に前膝が割れない(前に流れない)ようにする
② インサイドアウトのスイングを作る
ポイント
- インコースを強く打つには、バットのヘッドを最短距離で出すことが必須
- 体の近くを通すスイング(インサイドアウト)意識する
意識すること
- トップハンドをこねずに押し込む
- 後ろ肘をたたみながらコンパクトにスイング
- フォロースルーで腕をしっかり伸ばす(リリースポイントを前にする)
③ 下半身の使い方(回転+押し込み)
ポイント
- インコースは下半身の回転と押し込むのバランスが大切
- ただ回転するだけだと、スイングが遠回りになりパワーロスにつながる
- インパクト時に後ろ足で地面を強く押して骨盤を前に押し込む意識が大事
意識すること
- 前足の壁を作り、上半身が流れないようにする
- 後ろ足で地面を押し、骨盤を押し込む
- 回転だけでなく、前方向へのパワーを意識する
インコースを長打にするための練習方法
インコースを長打にするための練習のやり方、効果について解説していきます。
① インサイドアウトを身につける「内角ティーバッティング」
やり方
- インコースのボールをセット(ベースより)
- 肘をたたみながら最短距離でスイング
- センター方向へ打つ意識で練習する(引っ張りすぎない)
効果
- スイング軌道が最短距離になる
- 詰まりにくくなる
② 体の開きを抑える「壁ドリル」
やり方
- バッティングフォームを作り、前肩を壁につける
- 壁に肩がぶつからないようにスイングする
- 骨盤の押し込みでバットを出す意識を作る
効果
- 体の開きを抑えられる
- 正しい骨盤の使い方が身につく
③ 強い押し込みを作る「片足スイング」
やり方
- 後ろ足一本でバランスを取りながら素振り
- インパクトの瞬間に後ろ足で強く地面を押す
- 体が流れないように意識
効果
- 下半身の力をスイングにしっかり伝えられる
- 体が前に突っ込むのを防ぐ
④ 「内角前さばきフリーバッテイング」
やり方
- 内角のボールを前でさばく意識を持つ
- 体の近くを通しながらスイング
- フォロースルーでしっかり押し込む
効果
- インコースのポイントを前に置く意識がつく
- 強く押し込む感覚が作れる
インコース打ちの注意点(よくあるミス)
インコース打ちでよくあるミスとその修正ポイントを解説します。
① 体が開きすぎる
❌ ミス
- インコースを打とうとすると、前肩が開いてしまいがち
- 体が開くと、バットが遠回りして詰まったり、引っ掛けたりする
修正ポイント
- 骨盤の押し込みを意識して、肩を開かない
- 壁ドリルで体の開きを修正する
② アッパースイングになりすぎる
❌ ミス
- インコースを飛ばそうとして、バットを下から出してしまう
- こすり打ちになり、フライが増える
修正ポイント
- インパクトでレベルスイングを意識する
- トップハンドをこねずに押し込む
③ 前足が流れる
❌ ミス
- スイングの際に、前足が割れて後ろ体重になる
- 力が逃げて、詰まる or 弱い打球になる
修正ポイント
- 前足の壁をしっかり作る(前足を固定して打つ意識)
- 片足スイングで後ろ足の押し込みを練習
まとめ
今回はインコースを長打にするための体の使い方、練習方法、注意点をそれぞれ解説しました。
✅ 体の開きを抑え、骨盤を押し込む
✅ インサイドアウトのスイングを意識する
✅ 後ろ足で地面を押し、強いスイングを作る
✅ 前足の壁を作り、体が流れないようにする
これらを意識しながら、壁ドリル・内角ティーバッティング・片足スイングを取り入れると、インコースをしっかり打ち返せるようになると思います!
それではまた、次回のブログで会いましょう!
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