みなさん、こんにちは!
バッティングで引っ掛けが多い理由と対処法について解説します。
そもそも引っ掛けがなんなのか?そこについても解説します。
目次
引っかけとは?
「引っかけ」とは、打球が極端に引っ張り方向(右打者なら3塁側、左打者なら1塁側)に転がったり、詰まって弱い打球になる現象です。
引っかけが多い主な原因
引っ掛けはスイングの問題や体の使い方が原因で起こることが多いため、それらを解説していきます!
体が開くのが早い
原因
- スイング時に上半身(肩・腰)が早く開く
- ボールを待てずに前に突っ込む
影響
- バットが内側から出ず、アウトサイドインのスイングになりやすい
- インパクトの際にバットが早く前に出すぎて、詰まりやすくなる
対策
下半身主導のスイングを意識する
→ 腰を先に開かずに「壁」を作る(後ろ足にためを作る)
軸足にしっかりと体重を乗せて、トップを作る
→ 「ボールをしっかり引きつけて打つ」意識をする
体の開きを抑えるドリルを行う
→ ティーバッティングで逆方向(右打者なら右中間、左打者なら左中間)を狙う練習をする
バットが外から入る(カット軌道になっている)
原因
- バットの軌道がアウトサイドイン(外から内)になっている
- ボールを強く打とうとしてトップハンドをこねる
影響
- インスタント時にバットがボールを横から叩く形になり、強い打球が打てない
- ゴロになりやすく、打球が引っ張りすぎる
対策
インサイドアウトのスイングを意識する
→ 肘をたたみながらコンパクトにスイングする
ボールをしっかり前腕で押し込むイメージを持つ
→ インパクト時に「パームアップ」の形(トップハンドが上、ボトムハンドが下)
バットカット軌道を直すドリルを行う
→ 内角球をセンター方向に打つ練習を取り入れる
前足に体重が乗りすぎている
原因
- ステップの際に前足に体重が乗りすぎる
- 前に突っ込み、後ろ足の力を使えていない
影響
- 手打ちになりやすく、強い打球が打てない
- 詰まって引っ掛けやすくなる
対策
後ろ足にしっかり体重を残す意識を持つ
→ 「スイングの途中まで軸足にしっかり体重を残す」
前足の着地を「軽く」意識する
→ 強く踏みすぎず、柔らかくステップ
前足が突っ込みすぎないようにするドリル
→ 軸足で片足立ちをして、バランスをとる練習をする
インパクトで手首をこねている
原因
- インパクト時にトップハンドを使いすぎてしまう
- 手首を早く返しすぎてしまう
影響
- バットがボールの上を叩いてしまい、ゴロになりやすい
- 変化球に対応しにくくなる
対策
手首を自然に使う意識を持つ
→ フォロースルーまでしっかりボールを押し込む
無理に手首を返さず、押し込む意識を持つ
→ 「トップハンドで強くこねない」ことを意識
正しいインパクトの形を作るドリル
→ 片手素振り(ボトムハンドだけのスイング)を練習する
まとめ
「引っ掛け」を改善するためには、スイング軌道・体の開き・手首の使い方を見直すことが重要です。
- 体の開きを抑えて、軸足にしっかりためを作る
- インサイドアウトのスイングを意識する
- 前足に体重が乗りすぎないように調整する
- インパクトで手首をこねないように意識する
これらを意識しながら、逆方向(センター・右中間・左中間)に打つ練習を取り入れると引っかけが改善されます!コツコツやってみて下さい。
それではまた、次回のブログで会いましょう!
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