みなさん、こんにちは!
野球のバッティング動作であるパームアップのやり方、注意点、ありがちなミスについて解説します。
「パームアップとはなんなのか?」「どのようにやればできるのか?」を知りたい方は是非ご覧下さい!
目次
パームアップとは?
そもそもパームアップってなんなのか?知らない方が多いと思います。
バッティングにおける「パームアップ(palm-up)」とは、インパクト時にトップハンド(上の手)が手のひらを上に向け、ボトムハンド(下の手)が手のひらを下に向ける形になる動作です。
この形が適切にできることで、スイング軌道が最適化され、打球の力強さ・方向性・スピン量が向上します。
パームアップの正しいやり方
ここでは、パームアップの正しいやり方を解説します。
トップハンドとボトムハンドの役割を理解する
まず、トップハンドとボトムハンドが何かを知り、それぞれの役割を理解しましょう!
トップハンドとは、後ろの手のことを指しています。
- 右打者であれば、右手
- 左打者であれば、左手
ボトムハンドとは、前の手のことを指しています。
- 右打者であれば、左手
- 左打者であれば、右手
それぞれの役割は、
- トップハンド → インパクトで手のひらが上向き
- ボトムハンド → インパクトで手のひらが下向き
この形を作ることで、バットの軌道がレベルスイング or 軽いアッパースイングになり、ボールに適切なスピンを与えられる。
バットをスムーズに出す
バットをスムーズに出すには、以下の動きを意識しましょう。
- 体の開きを抑えながら、肘がたたまれた状態からスイング
- バットのヘッドを最短距離で出す
インパクト時にパームアップを意識
インパクト時にパームアップを意識しましょう。
- ボールに対してスクエアな形で当てる
- 押し込みながらフォロースルーへ移行する
フォロースルーで自然に手首を返す
インパクト直後に手首を強制的に返すのではなく、フォロースルーの過程で自然に返るのが理想です。
以上がパームアップの正しいやり方です。次に、パームアップの注意点を解説します。
パームアップの注意点
インパクトの瞬間に手首を返さない
早く手首を返すと、ボールの下をこすりすぎたり、引っ張りすぎたりします。
バットを遠回りさせない
パームアップを意識しすぎると、スイング軌道が大回りになるミスが発生しやすいです。
体の軸を保つ
手首の動きだけに頼ると、スイング時に体がブレてミート率が下がります。
上半身だけで打たない
腕だけでパームアップを作ると、力が伝わらずスイングが弱くなります。
トップハンドの使いすぎに注意
トップハンドを強く意識しすぎると、アッパースイングになりすぎたり、詰まる原因にもなります。
以上がパームアップの注意点になります。うまく出来ていない、力が思うように伝わらず、強い打球が打ててない時などに参考にしてみて下さい!
次は、ありがちなミスについて解説します。
ありがちなミス
パームアップを取り入れ始めた際のありがちなミスを解説します。
❌ インパクト前に手首を返してしまう
打球がゴロになったり、打ち損じが増えます。
❌ バットのヘッドが寝過ぎる(遅れる)
「パームアップを作ろう」と意識しすぎると、バットの出が遅れて差し込まれます。
❌ トップハンドでこねる
トップハンドの動きを強調しすぎると、ボールを強く押し込めず、引っ掛けたり、力のない打球になりやすいです。
❌ 腕の力だけでスイングする
下半身と連動せずに手打ちになってしまい、スイングが弱くなる。
❌ フォロースルーで無理に手首を返す
自然な形で返すことが重要で、無理に返すと打球の方向が安定しなくなります。
以上がありがちなミスでした。注意点と少し内容が似ていますが、パームアップが上手く出来ていないときは参考にしてみて下さい!
まとめ
バッティングの「パームアップ」は、適切なスイング軌道とインパクトを作るために重要な動作です。しかし、意識しすぎるとスイングが不自然になったり、打球に悪影響を及ぼすこともあるため、正しいフォームを身につけることが大切です。
- インパクト時にトップハンドを上、ボトムハンドを下にする
- スイングの軌道を最短距離で出す
- 体の軸を意識しながら、全身を使ってスイングする
これらのポイントを意識しながら練習してみましょう!
それではまた、次回のブログで会いましょう!
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