バッティングの体重移動のやり方

野球

 

 

みなさん、こんにちは!

バッティングにおいて体重移動は、打球の強さや正確性に大きく影響する重要な動作です。特に小柄な体格の人は体が大きくない分、下半身を上手く使って効率よくパワーを生み出すことが重要です!

そこで今回は、バッティングの体重移動のやり方 & コツ + ミスの改善方法についてお話しします。

 

 

 

 

 体重移動の基本的な流れ

 

バッティングの体重移動は、シンプルに以下の流れで行います。

 

 構え

  • 足幅は 肩幅 or 肩幅よりやや広め
  • 重心を土踏まず or 母指球(つま先重心になりすぎない)
  • 膝を軽く曲げ、リラックスして構える

 

 

 ステップ & ため

  • トップを作る際に軸足(後ろ足)に体重をしっかり乗せる
  • ステップは最小限にして、上体が突っ込まないようにする
  • 「骨盤ごと回す」意識を持つ

トップを作る際の体重比率の目安は、7(後ろ足):3(前足)

:後ろに傾きすぎるとパワーが逃げるので注意

 

 

 体重移動(回転 & インパクト)

  • ステップした前足が着地した瞬間に後ろ足の股関節を回しながら体重移動
  • 前足で壁を作り、後ろ足の力を前に伝える
  • インパクト時に「骨盤の回転」と「下半身のパワー」がしっかりボールに伝わるようにする

ステップした前足が着いたときの体重比率は、5(後ろ足):5(前足)、

着いた後の体重比率は、4(後ろ足):6(前足)で前足に体重移動する。

 

 

 フォロースルー

  • インパクト後も前足でしっかり壁を作り、軸を保つ
  • 後ろ足の踏み込みが弱いとスイングが弱くなるため、しっかり踏み込む
  • 最後までバットを振り切る(途中で止めると力が逃げる)

 

 

 

 

 体重移動のコツ(意識するべきポイント)

 

  •  体重移動は「横」ではなく「回転」

体重移動は横にスライドさせるのではなく、「軸足の股関節から回転させる」

 

  • 「下半身で生まれた力を上半身に伝える」イメージ

下半身で力を作り、その力をスムーズにバットへ伝える

 

  • 前足で壁を作る

前足がブレると体重が逃げてしまうので、「壁を作ってしっかり踏み込む」

 

  • ステップ時に上体を突っ込ませない

前に突っ込むと体重移動のタイミングがズレて、打球が弱くなる

 

  • 股関節を意識する(特に後ろ足)

後ろ足の股関節でしっかり体重を乗せ、タメを作り「踏み込みながら回転する」

 

 

 

 

 やりがちなミス & 改善方法

 

❌ ミス①:体重移動が横移動になってしまう

⇨ 改善策:回転運動を意識する

  • 壁に向かってシャドースイングをし、横にズレず回転できているか確認
  • 「後ろ足の股関節 → 骨盤 → 前足の壁」の順で力を伝える意識を持つ

 

 

❌ ミス②:前足でしっかりブレーキをかけられない

⇨ 改善策:前足の意識を強くする

  • 前足の膝が流れにように「壁」を作る練習
  • ティーバッティングの際に、「インパクトで前足を意識して踏み込む」ドリルをする

 

 

❌ ミス③:上体が前に突っ込む(タイミングがズレる)

⇨ 改善策:頭の位置をキープする意識を持つ

  • トップの位置で一瞬「間」を作る練習(ノーステップ打撃)
  • 壁に頭を近づけてスイングし、前に動いてしまうのを防ぐ練習

 

 

❌ ミス④:後ろ足の踏み込みが弱く、体重移動が不十分

⇨ 改善策:後ろ足の踏み込みを強化する

  • 片足スクワット(後ろ足の筋力を強化)
  • 後ろ足の踏み込みを意識した素振り

 

 

 

 

 効果的なドリル & 練習方法

 

 ノーステップ素振り

 

目的

上体が突っ込まないように体重移動のタイミングを掴む

やり方

ステップなしで下半身の回転だけで振る

 

 

 軸足タメ素振り

 

目的

後ろ足の股関節にしっかりタメを作る感覚を身につける

やり方

  • 軸足だけで立ち、股関節にしっかり体重を乗せる感覚を掴む
  • ゆっくりスイングして、股関節から回転しているか確認

 

 

 片足ティーバッティング

 

目的

体のバランスを意識し、体重移動の感覚を養う

やり方

  • 片足(後ろ足)で立ち、そこからスイングしてボールを打つ
  • その後、通常のスイングに戻したときに下半身の安定感を意識

 

 

 

 

 まとめ

 

体重移動に関するまとめです。

  • 体重移動は「横」ではなく「回転」を意識する
  • 後ろ足の股関節にしっかりタメを作り、骨盤ごと回転させる
  • 前足で壁を作り、力を逃がさずバットに伝える
  • 「突っ込まない」「押し込む」「回転する」の3つを意識

このポイントを意識しながら、ミスを修正するドリルを取り入れると、体格を活かした効率的なバッティングが出来るようになります!

ぜひ試してみて下さい!

それではまた、次回のブログで会いましょう!

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