みなさん、こんにちは!
今回は、低めのボールを長打にするフォームについて紹介します。
こんな悩みありませんか?
「低めのボールを打つとゴロになってしまう…」や「低めを拾おうとすると力が入らず、弱い打球になってしまう…」
こうした悩みを持つバッターは多いのではないでしょうか?
しかし、プロ野球やメジャーリーグの打者たちが低めの球をスタンドまで運ぶ、そんなシーンを何度も見せています。彼らが特別なパワーを持っているからではなく、低めを強く打つための「フォーム」を知っているからです!
そこで今回は、低めでも長打が打てるフォームの作り方を詳しく解説していきます!
目次
低めを打ち損じる原因とは?
まず、低めをしっかり打ち返せない原因を整理しましょう。
低めを打てない3つの原因
- 体が突っ込み、ボールの下にバットが入らない
- 上半身」だけで打ちにいき、力が伝わらない
- アッパースイングになりすぎて、バットが遠回りする
低めを強く打つためには、下半身をしっかり使い、適切なスイング軌道を作ることが重要です!
低めでも長打が打てるフォームのポイント
ここでは、低めでも長打が打てるフォームのポイントとそれが出来るようになるための改善策をそれぞれ3つ紹介します!
しっかり沈み込む下半身の使い方
1つ目のポイントは、しっかり沈み込む下半身の使い方です。
低めのボールに対応するためには、上半身をかがめるのではなく、下半身をしっかり沈み込ませることが大切です。
- 背中を丸めず、股関節を柔らかく使う
- 膝を軽く曲げて。低めにも対応できる姿勢を作る
- 上から叩きにいきのではなく、バットの軌道を自然に作る
これらをできるようにするために以下の改善策を試してみましょう。
改善策:「股関節の柔軟性を高めるスクワット」
- スクワットの際に、腰を落としながらも上体をまっすぐ保つ意識を持つ
- これを意識することで低めに対する下半身の安定感が向上!
スイング軌道は「レベルスイング」を意識
2つ目のポイントは、スイング軌道は「レベルスイング」を意識です。
低めの球をすくい上げようとすると、アッパースイングになりすぎてしまい、芯に当たらなくなることがあります。そのため以下のことを意識しましょう。
- レベルスイング or アッパー気味の軌道でボールを捉える
- ボールの下をすくうのではなく、バットとボールの軌道をしっかり合わせる
これらができるようになるには、以下の改善策を試してみましょう。
改善策:「低め専用のティーバッティング」
- ティースタンドを低めにセットし、しっかり軸を保ちながら打つ練習をする
- バットの軌道を確認しながら、レベルスイングを意識する
前の手(フロントアーム)を強く使う
3つ目のポイントは、前の手(フロントアーム)を強く使うです。
低めのボールを強く打つためには前の手(左打者なら右手、右打者なら左手)を意識的に使うことが重要です!そうすることで以下の良いことがあります。
- 前の手を意識する → バットがスムーズに出やすくなる
- しっかりボールを押し込むこと → 強い打球が生まれる
これらができるようになるには、以下の改善策を試してみましょう。
改善策:「片手スイングドリル」
- 片手(前の手)だけで素振りをする
- ボールを押し込む感覚を養い、バットコントロールを高める
低めを強く打つための具体的な練習法
ここでは、低めを強く打つための具体的な練習法、目的、やり方をそれぞれ3つ紹介します!
練習①: 「低め対応ティーバッティング」
1つ目の練習法は、「低め対応ティーバッティング」です。
目的:低めのボールを強く打つ感覚を身につける
やり方
- ティーを膝の高さあたりにセット
- 下半身を安定させながら、レベルスイングで打つ
- ゴロにならず、ライナー性の打球が飛んでいるか確認
練習②: 「片手スイングドリル」
2つ目の練習法は、「片手スイングドリル」です。
目的:前の手の使い方を意識し、バットをスムーズに出す
やり方
- 片手(前の手)だけでバットを持つ
- 低めの球を打つイメージで素振りする
- もう一方の手でも試し、スイングバランスを整える
練習③: 「スプリットスクワット + スイング」
3つ目の練習法は、「スプリットスクワット + スイング」です。
目的:股関節を柔軟に使い、下半身の安定感を高める
やり方
- 足を前後に開いた状態(スプリットスクワットの形)で構える
- その状態で低めのボールを打つイメージで素振り
- 下半身の使い方を意識しながら、スムーズにスイング
まとめ:低めでも長打を打つために必要なこと
低めのボールを強く打つには、フォームを意識的に修正することが不可欠!
- 下半身をしっかり沈み込ませる(股関節を柔らかく使う)
- スイング軌道はレベルスイングを意識(すくい上げすぎない)
- 前の手(フロントアーム)をしっかり使い、押し込む力を強化する
また、ティーバッティングや片手スイングドリルを取り入れることで、低め対応の精度を高めることができます!
低めのボール打つのが苦手なバッターは、これらのポイントを意識してフォームを見直し、練習に取り組んで見て下さい!
それではまた
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