みなさん、こんにちは!
今回はバットコントロールを向上させる「ヘッドダウン動作」について解説していきます。
バッティングにおいて、「ヘッドダウン」は非常に重要な動作です。これは、バットヘッドがスイングに入る際に、上から下へと落ちていく動作を指します。極端に言えば、まっすぐ立っている状態からバットのヘッドが下がること。
しかし、ただ単にヘッドが落ちるだけではなく、体幹と連動しながらスイングすることが重要です。ヘッドダウンの動作がしっかりできていないと、以下のような問題が発生します。
- 腕だけのスイングになり、体を使ったスイングができない
- スイング軌道が安定せず、バットコントロールが悪くなる
- アッパースイングになりやすく、スイングが弱くなる
今回は、このヘッドダウン動作を正しく身につける方法について詳しく解説していきます!
目次
ヘッドダウンの基本動作とは?
バットコントロールを向上させるために最も重要な動作が「ヘッドダウン」です。
特に縦振りをしていてうまく打てない選手の多くは、このヘッドダウン動作に問題があります。ヘッドダウンの基本となるポイントは次の通りです。
✅ 肩のラインまでバットヘッドを落とす
ヘッドダウン動作では、バットヘッドが肩のラインに向かって落ちてくることが重要です。これができていれば、正しくヘッドダウンができている証拠です。
しかし、多くの選手は以下のようなミスをしがちです。
❌ 間違ったヘッドダウンの動作
- 胸の前でバットヘッドを落としてしまう → 結果的にアッパースイングになりやすい
- 腕だけでスイングし、体の回転動作ができなくなる → スイングが弱くなる
ヘッドダウン動作は、胸の前ではなく「背中側」でヘッドを落とすことがポイントです!
ヘッドダウン動作を身につけるための練習ドリル
ヘッドダウンを正しく習得するためには、骨盤や胸の回転を意識したドリルが効果的です。
骨盤の回転を意識するドリル
目的:骨盤の回転をスムーズにし、スイングに必要な土台を作る
やり方
- バットを横にして腰に当て、両手で持つ
- 両足を地面につけたまま、骨盤を水平に回す
- 股関節が伸びすぎないように注意する
胸の回転を意識するドリル
目的:背中側でヘッドを落とす感覚を身につける
やり方
- バットを後ろ肩(背中側)に担ぎ、両手で持つ
- 水平ではなく、縦・斜めに回すイメージで動かす
- これを前肩(胸側)でも同じように行う
上半身と下半身の連動を鍛える
目的:ヘッドダウンをスムーズにし、スイングの回転力を向上させる
やり方
- 上記の「骨盤の回転」と「胸の回転」を同時に行い、体全体の回転力を高める
ヘッドダウンをマスターして理想的なスイングを!
ヘッドダウン動作を正しく行うことで、スイングの力を効率的に伝えられるようになり、バットコントロールが向上します。
まずは骨盤と胸の回転を意識するドリルから始めて、ヘッドダウンを身につけましょう!
詳しくは、以下の動画を参考に練習してみてください!
▶ ヘッドダウン動作の解説動画:https://youtu.be/iF28Z_g3CaQ?feature=shared
それではまた!
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