みなさん、こんにちは!
今回は、強い打球を打つための体の使い方を具体的に解説します。
バッティングで強い打球を打つには、胸(胸郭)や肩甲骨を適切に使い、上半身のパワーを最大限に発揮することが重要です。胸と肩甲骨を上手く使うことで、スイングの力を効率よくボールに伝えられます。
目次
胸(胸郭)の使い方
胸(胸郭)の使い方は以下の事があります。
① スイング時に胸を開きすぎない
- ステップした際に胸(胸郭)がピッチャー方向に開きすぎると、力が分散してしまう。
- 胸を残しながらスイングし、インパクト時に一気に開くイメージを持つ。
② 胸の張りを意識する
- インパクト時に胸をしっかり張ることで、スイング軌道が安定し、力が伝わりやすくなる。
- 猫背にならず、胸を張ることでスムーズな体の回転が可能になる。
③ 胸郭の柔軟性を高める
- 胸郭が硬いと上半身の回転がスムーズに出来ず、パワーロスにつながる。
- ストレッチや回旋系のトレーニング(ツイスト軌道)を摂りれると、スムーズにスイングできる。
肩甲骨の使い方
肩甲骨の使い方は以下の事があります。
① 「引く」と「押す」を意識する
- スイングでは後ろの肩甲骨を引き(背中側に寄せる)、インパクト時に一気に押し込む動作が重要。
- 右打者なら、トップの位置で右肩甲骨を引き、インパクトでは左肩甲骨を前に押し込むように動かす(左打者なら逆をする)。
② 肩甲骨を寄せてバットを最短距離で出す
- 肩甲骨を寄せながらスイングすることで、バットが遠回りせず、コンパクトに振ることが出来る。
- ドアスイングを防ぎ、力をロスせずにインパクトに伝えられる。
③ 肩甲骨の柔軟性を高める
- 肩甲骨周りの可動域が狭いと、スイングが窮屈になりパワーが出にくい。
- ストレッチやチューブトレーニングで肩甲骨をスムーズに動かせるようにする。
胸と肩甲骨の連動を強化するトレーニング
胸と肩甲骨の連動を強化するトレーニングは以下の事があります。
① 肩甲骨の動きを意識した素振り
- トップの位置で肩甲骨をしっかり寄せる(引く動作)
- スイング時に肩甲骨を前に押し出す意識(押す動作)
- これらを意識しながら、ゆっくりした素振りを行う。
② チューブトレーニング(肩甲骨の可動域を広げる)
- チューブを使って肩甲骨を引く動作(ローイング系)を強化。
- 肩甲骨をスムーズに動かせるようにし、スイング時の力の伝達をスムーズにする。
③ 胸郭のストレッチ & 回旋トレーニング
- ツイストストレッチ(座った状態で体をひねる)
- メディシンボールを使った回旋運動(スイングと同じ動きをしながら壁に投げる)
まとめ
今回は、強い打球を打つための方法について解説しました。今回のまとめです。
- 胸は開きすぎず、インパクト時にしっかり張る
- 肩甲骨は「引く」と「押す」を意識し、スイングをコンパクトにする。
- 肩甲骨や胸郭の可動域を広げることで、スムーズなスイングが可能になる
この意識を持つことで、より強く・速い打球を打てるようになります!
それではまた、次回のブログで会いましょう!
コメント